代表者挨拶


学院長  青木 要三 学院長  青木 要三

 小津安二郎監督の『晩春』を見て思いました。暴力や感覚を刺激する場面は極度に抑制され、淡々とゆったりとした時が刻まれていく。1人娘の結婚と、娘を嫁に出す父親の悲しみがあるばかりです。毎日は家族の情愛の織り成す刻々の営みであり、人との出会いと別れが人生のドラマだと小津映画は物語っているようです。
 さて、私の仕事も生徒との出会いと別れが1年あるいは数年ごとに訪れます。生徒の成長を見守りながら、自らの成長を求めて日々努力を重ねています。インターネットの普及により情報化が進行し、私どもの仕事のあり方も変化を余儀なくされています。
 しかし、私の仕事の本来の意義は、生徒から学習意欲を引き出し、良質の情報を与えることです。情報があふれ、便利にはなったのかもしれませんが、氾濫する情報の中から良質の情報を選別し、分別することが困難となり、便利さのために自ら汗をかいて刻苦勉励する習慣が失われつつあります。 安易なものからは安易な成果しか生まれません。個人指導を通して良き生徒と良き教師の出会いの感激とドラマが生まれることを祈っています。



沖縄高等学院のあゆみ

    
1990年那覇市首里で高校3年生と浪人生対象に大学受験科を設置。
1991年有限会社化し、高校1年生、2年生の募集も開始。
1992年医学科、難関大学志望者に限って個人指導を開始。
1997年7月個人指導部門に特化して那覇市国際通りに移転して東京進学会発足。
 この間、医学科、歯学科、難関大を中心に大学受験指導を続ける。
2006年テレビ電話によるインターネット塾(青木アカデメイア)発足

設立部門


(a)東京進学会     大学受験個人指導部門(通学による家庭教師スタイル)
(b)青木アカデメイア  テレビ電話によるインターネット塾(家庭教師スタイル)